2011年 09月 30日
金木犀の秋 |
子供時代から慣れ親しんだ、この香りのルーツはこの金木犀の木。誕生日がこの時期
な事もあり、格別。未だ、満開にはなっていませんが、今朝から薫り始め、夕方には庭
中に漂っていました。物想いをするのにも良い季節です。
で、番外編
お彼岸に墓参りに行った際に、何気なく石塔の戒名を眺めていたら妙な戒名に気が付
きました。この年まで気が付かなかったし、何の言い伝えも無かった。
秋空海月居士。 色々と想像を巡らす題材にピッタリ。
墓の位置関係から、6代前の先祖らしい。江戸時代、山国の水呑み百姓としては余りに
浮世離れした呑気な戒名で吃驚です。家督を早くに譲って「直衛門」と称した先祖らしい。
それにしても、こんな戒名を付けられるとは、霞でも食って生きていたのか?
この戒名から想像するに、どうも我が一族のDNAに古くから”非常識”遺伝子が内在
しているようだ。無農薬、無肥料で作るのだから仕方なし、と貧弱な収穫物を周りに配る。
草に埋もれた家に暮し、草だらけの畑を見ても、今では周りの人から特にコメントも聞か
れなくなりました。先祖の戒名を励みに頑張らねば!。この遺伝子は、幸か不幸か、一族
の他の人間には発症していないようだ。(?)
今日の花は秋明菊。この時期にピッタリです。
by ranpuhen
| 2011-09-30 21:43
| 田舎の情景
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